結び
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房
「房」と「結び」の資料室

結栞草 (季刊「銀河」第44号1980より抜粋)
結ぶという言葉の中にどんな意味が秘められているのだろう。野辺の草葉は露を結び、人は手を掬んで清らかな流れにのどを潤す。人は心を結び、男と女は契りを結ぶ−姿なくとらえどころないものが結ぶことによって現出する。
新しい生命が生まれ、また思いがけないほど強い絆が生まれる。その不思議と神秘に古人はおののき、結びに素朴な信仰心を抱いたのではなかったか。





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展示会・作品展風景


飾り結び(花結び)についての案内文の転載

飾り結び(花結び)について
http://www.kyotokawaraban.com/roziura-ibento/musuboukai/musuboukai.html

本来は「花結び」と申しますが、今の方には、「飾り結び」の呼び名の方が理解して下さり易いかと思い「飾り結び」としました。
一本の紐を手で結び、花や蝶・紋などを表現する伝統技法で、古くから大切に伝えられてきました。古代人は結び目には神の御心が宿るものと信仰の対象として尊んだと伝えられている。小板に結んだ玉結びは結婚の諾否を表わす文字の代わりにつとめて心を結び、また髪や帯、装束、家具調度品、鎧、兜、刀剣に至るまで様々な飾り結びが施されてきました。結びは単に信仰や縁起との結び付きだけでなく、その機能が追求されながら人々の生活に大きな役割を担ってきました。現在でも香道、茶道の袋結び、神社仏閣、僧侶の袈裟、お祭の山鉾、能装束の飾りなどの結びに伝統の流れをみることが出来ます。ことに結びは女性の奥妙機知に富んだ教養として発達し、今日まで受け継がれてきたものです。私達の集いは、これらの結びを伝承しながらいかに応用して現代の生活にマッチさせていくかを楽しんでおります。拙い作品ですが、ご高覧下さいませ。
結望会代表  西村 望代子 

花結びをご存知ですか?
http://www.internetacademy.co.jp/~semiy/intro/intro.htm

一本の紐から咲き出る
梅・菊・桜・・・

花結びは四季を彩る花々を紐で結び表現していきます。
「結ぶ」という原始の時代から行われている何気ない動作の中に 「美しさ」を求めた人々によって作り出されました。
これらの結びは、長い歴史の中で伝統美の1つとなり受け継がれて きましたが、生活様式の変化と共にいつしか私たちの暮らしから遠 ざかり、忘れられようとしています。しかし「結ぶ」という太古からの知恵が生んだ美しい飾り結びは今も大切に、 そして静かに伝えられているのです。

結びの語源は産霊(むすび)
昔の生活の中で結びは重宝で今よりずっと有り難いものだったのでしょう。縄や結びに対して感謝の祈りを捧げ、その気持ちが高じて信仰となり結び目に神が宿ると信じられていました。産霊という字の中に、結びに潜む機能や文化の奥深さを感じさせられます。紐を結んでいる間はなんともいえない静かな時が流れ、私には大切な時間となりました。

知る人の少ない「結び文化」の面白さや結びの美しさを、できるだけ多くの方々にご覧頂きたいと思います。
M. Sekine

 

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